海外におけるメ卜ホルミンによる治療の泣置づけと，わが国の現状について教えてください

摘要

メ卜ホルミンは，2012年のアメリカ糖尿病学会 (ADA)とョ一ロッパ糖尿病学会（EASD) の Position Statementにおいて，禁忌でない酸り，第 —選択薬として生活鬵慣の是正と罔時に投与する ことが推獎されています.欧米人の2型糖尿病の 病態がインスリン抵抗性主体であることに加え， メ卜ホルミンが安価で体靈增加や低血糖のリスク がなく，長い使用経験のなかで有効性と安全性が ともに囊づけられていることが 背景にあります.わ が国でもメ卜ホルミンは汎用されていますが、，とく に曰本人2型糖尿病の病態は多様性に富み，個々 で異なるため，曰本糖尿病学会は病態に基づいた 薬物の選択を推奨しています.