Super ひずまナイザー搭載770MHz双方向CATV棟内増幅器

摘要

集合住宅へCATVを導入する場合、既存の増幅器をしATV対応増幅器に交換するなど、受信システムの改修が必要となる。 一般に、多チャンネルを増幅するCATV 増幅器の出力を既存の増幅器と同等にすることは困難なため、CATV導入時の受信システム改修は、既存の増幅器の交換とともに伝送系統の変更や増幅器を追加し対応している。既設集合住宅へのCATV導入が活発化するなか、受信システムの改修を容易にするCATV増幅器の一層の高出力化が要求されている。当社では、今後増加が見込まれる集合住宅の改修需要に対応すべく、独自技術である従来の歪補償回路「ひずまナイザー」を発展させ、さらに3dBアップの高出力を可能にする「Superひずまナイザー」を開発し、同回路を搭載した業界最高出力（CATV下り74 波113dBμ）のCATV増幅器の製品化を行った。