新世紀を生き抜く（その166）-「参加の意義」を見直すべき

摘要

春はやはり未熟な季節といってよいだろう。その初々しさはエネルギーとなるのだが、時に暴走することも多い。今年も悪い方向に突っ走ったように思える。東日本大震災の傷跡が5年を経過しても消えずに残っているのに、今度は列島南の熊本県で震度7の激震が2回も、ほぼ同時に起きてしまった。そして活断層の連続した活動は、隣接する大分県にまで広がり有感震度は、思いがけぬ長期間にわたり被害を拡大させている。なんとも痛ましい状況というほかない。