半導体光増幅器および音響光学波長可変フィルタを用いた広帯域（132nm）波長可変レーザ

摘要

音響光学波長可変フィルタ（AOTF）、半導体光増幅器（SOA）、ファプリベロ·エタロンを組み合わせた反射型構成の広帯域波長可変レーザを開発した。 波長1480nmから1612nmの132nmの範囲において光出力＋5dBm、隣接波長チャネル抑圧比50dB以上が得られ、特に波長1512nmから1604nmの92nmの範囲においては光出力+10dBm、隣接波長チャネル抑圧比55dB以上が得られた。 本レーザをCW光源として外部変調器を用いて10Gbps-NRZの光ファイバ伝送実験を行い、Back-to-back、80km伝送後共に、従来の通信用光源であるDFBレーザと同等の特性であることを示した。