平成十九会計年度における配、混食飼料の動向

摘要

平成十九会計年度（四～三月）における全国の配、混合飼料の需給動向をみると、生産量が二、四四人万人、九一〇屯で前年度に比べ一〇〇二四％、出荷（需要）量が二、四大五万五、五六九屯で同九九.七％となっている。 生産量については、伸び率は前年の半分以下になったものの三年連続での増加をみせたが、出荷量については、前年の伸び率を丁五％下回る微減ではあるが三年ぶりに減少に転じており、会計年度としては三年度以来十六年ぶりに生産量が増加するなかで出荷量が減少している。 なお、生産量が増加するなかで出荷量が減少したことで生産量と出荷量の格差が約一六万七、〇〇〇屯と前年の半分以下にまで縮小し、ここ三年間続いた拡大傾向に歯止めがかかっている。