プロのコッ教えます木村正彦の楽しい盆栽教室真柏の剥皮と舎利幹作り

摘要

本誌今号(7月号)の発売は6月初旬。ちょうど梅雨入りの頃である。この梅雨の期間中、つまり7月中旬頃までは真柏の舎利作りの好季を迎えるという。それは、樹液の流動が盛んで、剥皮が容易なためだ。しかし反面注意しなければならない点もある。そして、梅雨明け後の猛暑の時期になるともう、いくぶん剝皮しづらくなるという。生徒先生、今年は比較的寒い春から、5月になったら一気に夏がきたような天候ですね。でも、今日(5月23日)はまた寒いくらいの天気ですね。もう梅雨の走りなんでしようかね。ところで、先月の時に今度は真柏の舎利幹作りにしょうと予告されていましたが、今が適期なんですか。木村先生そう。5月以降6月から7月の中旬くらいまでは、真柏の剥皮の適期を迎えますね。生徒つまり舎利幹作りですね。この時期がいいというのは、具体的にはどんな利点があるからなんてすか。