建築廃材のリユースによる高経年住宅団地の再生UR西武庫団地住戸改修実験プロジュクト

摘要

大都市の郊外には高度成長期に建設されて30～45年経年した大規模団地やニュータウンが広がっており，これらの大量の住宅ストックは現在，再生期を迎えている。 当面の再生対象になると言われる昭和50年代前半に建設された住宅戸数は公共賃貸住宅で約199万戸（全体の約6割），分譲マンションで約94万戸（全体の約2割）にも上っている.