外断熱改修による集合住宅の温熱環境改善及び結露改善効果

摘要

1999年の品質確保促進法の告示により、住宅の適正な使い方や、これまでの新築住宅政策から中古住宅においても、適正な建築施工の責任と性能の表示により、住宅の安定した長寿命や、環境に配慮した政策の転換があった。 従って、今後、中古住宅の改修には、構造改修と同じレベルで環境改修としての断熱、開口部といった改修が進むものと考えられる。 また、長野においては、築20数年を経た集合住宅の、結露解消および断熱向上による省エネルギー効果に関して、環境改善が重要な課題となりつつある。