「梅干爺さん」の悪戦苦闘　梅干，ゆかり，ラッキョウ作りに挑戦

摘要

15年ほど前から梅干しを漬けている。ある日，学生時代によく梅酒を飲んでいたことを思い出し，作ってみようと思い立ち，数キロの梅を購入した。ところが数日後，早くも青梅は黄色に変わり一部は黒ずんでいた。さあ，どうしよう。これでは梅酒は無理だ。急きょ梅干し作りに計画を変更した。しかし当時はインターネットも無く，作り方がわからない。どうしよう。ふと本棚を見ると，以前町内会に薦められて仕方なく購入した本を発見。日次を見たら「おばあちゃんの知恵」の章があり，その中に梅干しの作り方が書いてあった。まず，梅干しには成熟した黄色みがかった梅が良いと書いてある。なんと私の梅はうってつけではないか。さっそく梅の果梗を取り，一晩中水に漬けて灰汁抜きをする。部屋中に梅の香りが立ち込める。