給食業界向け卸物流：3温度帯の集約食品センターで高難度「給食物流」の最適化に挑む－国分·三郷第二流通センター

摘要

食品卸大手の国分㈱は2013年12月，埼玉県三郷市に3温度帯の汎用物流拠点となる「三郷第二流通センター」を開設した。前年4月に自社物件を構築し稼働した第一センターの真隣りに翌年竣工した，大和ハウスのマルチテナント施設の1階部分，3，700坪を貸借したもの。東京外環自動車道·三郷インターチェンジに近く，首都圏全域を対応エリアに納める好立地を確保。第一センターと合わせ，同社が近年注力する給食業界向けの卸·物流サービスの集約拠点として動き出した。とくに第二センターでは3温度帯·多品種少量·多頻度·多店舗物流という厳しい条件下でミスなし作業を貫くため，720間口のゲートアソートシステム（GAS）を導入。高品質·高生産性と高精度を徹底追求している。現場からレポートしよう。