イタリア

摘要

イタリアを含め.フランス,ギリシャと欧州連合南部では,冬期の上気道炎に抗菌薬が処方される頻度が高く,耐性菌の発生が危ぶまれている.イタリアはほかの欧州連合国に比べて第三世代以後のセファロスポリン系.キノロン系抗菌薬の処方が多く,これらの新薬に対しても耐性菌が検出されてきている.イタリアは連合国内で抗菌薬が5番目に多く,投与適応,選薬により慎重になることが必要である.