先進的トマト生産者の経常、販売戦略＝農林水産大臣賞受賞の栃木県、グリーンステージ大平の事例＝－JA全農「第31回全国施設園芸共進会受賞業績」より－

摘要

飯田智司氏が代表取締役（夫人のひとみさんが専務）を務める（有）グリーンステージ大平の経営の特徴は、一方では超近代的なシステム化された経営であるが、その根底には自分でできることは何でも自分でするという積極的なバイタリティがある。 その範囲は、施設の建設、資材購入から品種選択、加工販売にまで及んでいる。 激à皮撙欷小ⅳ长欷纠搐无r業経営であったのであり、江戸時代の豪農と言われた農家がやっていたことである。 しかし、加工部分が工業化し、さらに購入や販売も経営から分離した姿が、今日の大部分の経営である。それには確かに必然性もあったのであるが、飯田経営を見たときには、その行き過ぎを反省させられるであろう。