イチゴ栽培用簡易残き処理機

摘要

イチゴ栽培では、収穫打ち切り後に使用した株をハウス外に持ち出し処理する。 この作業は、夏期の高温期にハウス内で腰をほぼ直角に曲げた姿勢で行うため、労働負担がきつく、省力、軽作業への改善が望まれている。 残株の掘り取り用には、小型管理用残幹処理機が市販されているが、断根、土ふるい処理のみで、うね上に抜き取られないため、枯死せず活着する場合がある。抜き取りおよびうね上への搬出等は人力で行うため、ほとんど普及されていない。 　 そこで、市販の小型管理用残幹処理機に装着する、断根からうね上への排出を行う抜き取り装置の開発を行っち抜き取り装置の付加により、残株処理一連の作業が機械化され、作業能率の向上と労働負担が軽減される作業体系が確立された。