年3作の高級スイカ生産高細魚土佐市新居地区

摘要

愛媛県、高知県を流れる一級河川の仁淀川は土佐市で太平洋に注ぎ込む。 その河口は幅1kmほどの大河である。 河口近くには砂浜が広がり、夏はサーフィンやカヌーなどを楽しむ人で賑わうという。 その仁淀川の河口西岸を覆う一面のハウス群が新居地区である。 　 ここでは周年のスイカ供給を目指し、年3回の作付けを行っている。 新居地区で、年間を通してスイカを生産する生産者は13戸、栽培面積は8haである。 現在の出荷時期は①11月中旬から12月中旬、②3月中旬から4月上旬、④6月上中旬である。 品種は2～3kgで出荷する中玉のオリジナル品種を中心に、夏期は果皮が黒に近い濃緑の「はちきんスイカ」が個性あふれる人気商品となっている。