施設栽培野菜の高品質、高収量低コスト栽培技術を開発

摘要

イチゴの試験では生産力を高めるためのリレー苗を使った花芽未分化首足植における熟期前進化技術の開発と促成イチゴ栽培での「ちばエコ農業」栽培基準適応性試験が行われている。 千葉県では北海道の生産組合と委託契約を結び増殖したイチゴの「リレー苗」を導入する生産者が増えている。 「リレー苗」は北海道の輪換畑で生産されるため炭痕病や萎ちょう病などの病害が回避され、育苗労力も軽減されることもあり18年度で50万株が導入されているが、無仮植苗のため収穫開始が遅れるという課題があり、市場出荷向けには導入されにくかった。