法的ルールが効果的なものは早急に法制度化を--今後の地球温暖化防止対策の在り方について（中間答申）

摘要

中央環項審議会においては，環境基本計画の毎年の実施状況の点検の一環として，また，1997年8月からは，審議会の発意により，国民の意見も聞きつつ，地球温暖化防止対策の在り方について集中的な審議がなされていた。 気候変動枠組み条約第3回線約団会議において京都議定書が採択されたことを受け，同年12月に環境庁長官から諮問がなされ，京都議定書に対応するための総合的な制度と総合的な制度のうち現段階で実施可能な対策の在り方について審議が行われ，今年3月6日に，概要以下の通りの「今後の地球温暖化防止対策の在り方について（中間答申）」がとりまとめられた。