小久保講師の農業縦横論（海外編）

摘要

今回も小久保講師に海外での農業指導のご苦労やェピソードなどをお聞きしたいと思います。前回の韓国編に引き続き今回は中国編です。それでは小久保講師よろしくお願いいたします。約十一年ほど前に、農業技術の普及に努めている中国から微生物農法による指導の要請がありまして、中国の山東省へ行きました。山東省は、古くは三国志に登場する諸葛亮孔明の出身地と言われています。最初の中国とのつながりは、当時、小豆のあんこを中国から輸入する計画があり、国内産の小豆と同等の品質に出来ないか。ということでパンアジアとい、つ貿易会社とのつながりがきっかけでした。パンアジアは現在でも、柏餅や桜餅の葉を中国から輸入当時の中華人民共和国は、解放路線を取り入れようとした時期と重なり、我々を受け入れてもらえたのだと思います。それぞれの村単位で、国営の農場を独立採算方式により、農業に取り組んでいました。