肥料の選択

摘要

美味多収するには、多収するだけの施肥量や施肥方法を考慮しておくことです。 だからといって施す量や施し方を誤れば、肥料代を損失するのみか収量も減る結果になりかねない。 できるだけ肥料を有効に施用し、無駄にしないよう心がけるべきです。 そのために施肥に二つの法則があることを知る必要があります。 作物の収穫を左右する条件には、肥料養分、水、酸素、温度、光線などいろいろとあります。 この中で一つでも欠けるか、また不完全であるかすると目標の収量は減るものです。 このことは肥料養分のみについても言えることで、設計してみた成分から割り出してみると収穫量は成分の最小量のものに支配されてきます。 このことを最小養分率といっています。