ェコフィードと飼料用米を組み合わせ、 さらなる品質向上と飼料自給率向上を目指す国内由来飼料100%の理想的な飼料の実現に向けて

摘要

昨今、「国内由来飼料」という言葉が使わ れ始めた。ご存じの方も多いと思われる力、これは2014年6月に国会で成立した「養豚農 業振興法」の中で使用されている言葉で、養 豚業を国内で振興していくためには、今まで 廃棄されていた食品残さを活用するェコ フィードへの取り組みや飼料用米の積極活用 を打ち出すことが大切という内容である。つまり、これから日本が養豚を振興してい くには、ェコフィードや飼料用米を利用して いくことで、循環型社会の構築実現、食糧安保や貯水を含めた水田の多様な機能を働かせ るための水田維持、さらに食料自給率の向上 にも寄与でき、養豚業の存在意義が生まれる というものである。