海上公試開始!台湾海军の新型補給艦「磐石」

摘要

去る11月17日，台湾海軍の新型補給艦(AOE)磐石が海上公試を開始した。本艦は武夷Wuyi(満載排水量17,273トン，1990年6月就役)に続く2隻目のAOEで，同国最大の軍艦でもある。2012年12月に台湾国際造船の高雄工場で起工され，2013年11月に進水。昨年3月に発生した暴風雨の影響で艤装工事が遅れていた が，このほど海上公試にいたったもので，間もなく就役する予定。就役の暁には台湾海軍の洋上行動能力を大きく向上させることだろう。写真は12月上旬の撮影。主要目は溝載排水量20,859トン，全長196メートル，幅25.2メートル，吃水8.6メートル，速力22ノット。兵装シー•チャパラル短SAM4連装発射機1基，20ミリCIWS2基，40ミリ単装機銃2基，搭載機中型へリコプター1機，乗員165名。