持続可能な調達を担保する認証制度

摘要

WWFジャパンは7月17·19日の両日、東京都内で「消えた熱帯林とブランテーション」と題し森林セミナーを開催した。平日の17日(金)は一般企業のCSRや調達部門の担当者向け、休日の19日（日）は一般消費者向けという構成で、プログラムの内容も若干変えていた。ここでは17日の模様を紹介する。プログラムは、東京大学名誉教授•山本良一氏の「ェシカル消費を普及せよ」とする特別発言でスタート。エシカル(Ethical)消費とは広義には「倫理的消費」の意味で、山本氏によれば「環境的側面や社会的側面に配慮した消費。社会的環境を守るための積極的購入行動」を指すという。昨年5月には発起人116名の呼びかけで「日本エシカル推進協議会」が設立され、*エシカル五輪の実現*エシカル購入ガイドラインの策定*エシカルチェックの実施*エシカルファッション賞、振舆策*エシカル度の評価法研究-などの取組み方針を決めた。