日紙商が価格修正で要望書: 「健全で透明性のある価格体系」実現を呼びかけ

摘要

日本洋紙板紙卸商業組合(吉川正悟理事長)は、製紙メーカー各社が今年1月から取り組んでいる価格修正に際し、「健全で透明性のある価格体系を実現する」との立場から、製紙および代理店各社に要望書を提出した。日紙商が要望書を作成するのは2007年6月、08年4月、11年9月、13年5月、同年10月に続いて6回目。日紙商は「紙の需要が減退している中での価格修正であり、高まるユーザーの不信感を解消し、適正•再生産可能な価格定着への理解を求めるには、健全で透明性かつ公平性のある価格体系の実現が必須。紙業界全体が持続可能で健全な発展を目指していくため、またメーカー、流通、ユーザーそれぞれが互いの立場を尊重し、より一層の理解を深めていくためにも適切な对応を」してほしいとメーカー、代理店に呼びかけている。