インドネシアの巨大LBKP工場に原木供給で憂慮を示す環境団体

摘要

5月初めに公表された環境団体の調査報告書が、インドネシアの巨大な新パルプ工場について原木供給の持続可能性を疑問視している。一方、当事者のAPPは、南スマトラ州に建設中のLBKP工場（年産280万t)が必要な数量のチップを幅広く調達すると発表した。パレンバンに建設中の巨大なLBKP工場はAPPの子会社OKIパルプ&ペーパー·ミルズが管理し、2016年10月に操業開始の予定だ。工場建設の総投資額は30億ドルに上るとみられる。