太田市水道事業包括業務委託について

摘要

太田市水道局では、平成14年4月より施行された水道法24条の3による第三者委託を実施して5年を経過し、順調に推移してきました。又、平成15年1月にオリックスの宮内義彦様の議長による政府の総合規制改革会議において、太田市長 清水聖義が市場化テストに水道事業を検討することを提案しました。このことに伴い太田市水道局において改革・改善をするため調査研究を重ねてきました。水道事業では料金徴収委託をはじめ漏水修繕委託、メーター交換業務委託等数十の民間委託を個別に発注しています。又、給水装置工事の設計審査・検査事務、決算事務補助等、これらを1つの会社に包括して発注できれば、効率よく運営できることとなります。このことにより、お客様満足度の向上、窓口サービスの向上、2007年問題、人事異動に伴う技術の継承、人件費の削減が解決することとなり、小さな水道局でありながら責任は重大になりますが、安心、安定、安価な水道業務を遂行するべく、試行錯誤を繰り返し、職員による手作りのプロポーザルを実施してきました。まだ改善の余地はあると思いますが、精一杯取り組んでおります。これからも更に改善を重ね進めてゆきたいと思います。