国交省工期遅延、1年程度に北陸新幹線検証委事業費増額も圧縮

摘要

工期の遅延や事業費の増額が見込まれている北陸新幹線金沢—敦賀間について、国土交通省は9日、「第5回北陸新幹線の工程•事業費管理に関する検証委員会」を本省内で開催し、終了後に中間報告の概要を公表した。気象や物価の急激な上昇などのリスクが想定範囲内であれば、工期遅延を1年程度、事業費増額分を当初想定より約222億円少ない2658億円に収められるとの検討結果を示した。正式な中間報告書は後日公表し、最終報告は来年夏ごろをめどに取りまとめる。