環瀬戸内海地域における交流促進の取組みについて「環瀬戸内海地域交流促進協議会」

摘要

昭和63年に開通した瀬戸大橋をはじめ本州四国間の3架橋は，観光•産業•物流等の面から中国•四国間の交流に大きな役割を担っているところである。本四3架橋で結ばれた環瀬戸内海地域では，平成26年4月から橋の通行料金が全国共通料金制度に移行し，当地域における交流を促進する環境が大きく前進するのを機に，経済界，自治体等の関係機関等により「環瀬戸内海地域交流促進協議会」を設置し，さらなる交流促進•地域活性化に取組んでいる。本稿では，これまでの当協議会の主な取組み状況や昨今の交流人口の実態について紹介する。