苺の高揮発性香気成分調査のための2種類の前処理方法の比較:へッドスペース•冷却濃縮-加熱脱離法、樹脂吸着-加熱脱離法

摘要

食品等に含まれる非常に揮発性の高い香気成分（高揮発性香気成分）の分析方法としてへッドスペース -GC-MS法が利用されることが多い。しかし、この方法でGCに注入できるのは、バイアル瓶中のガスの 一部（500μL程度）のみである。そこで、松原らは、香気成分を含むヘッドスペースガス全てをコールド トラップした後、加熱脱離し分析する方法を開発した。