16年市場規模は2兆6000億円超20年に向けADAS/自動運転が牽引

摘要

車載用センサーは力ーエレクトロニクスの進化とともに搭載個数が増加しており、システムに応じて様々な種類のセンサーが使われている。当社では車載用センサーの搭載個所をパワートレイン、シャーシ/セーフティー、ボディー、ADAs (先進運転支援システム)/自動運転、次世代車の5分野で区別しており、各分野の世界市場規模を推計している。2016年における車載用センサーの世界市場規模は2兆6005億円に達しており、12年の1兆8688億円の1.4倍程度まで拡大している。16年の市場規模を搭載個所別に見ると、エンジンやトランスミッションを制御するパワートレイン向けセンサーは全体の35% (93OO億円)を占める。次いでステアリングやブレーキ、エアバッグなどに使われているシャーシ/セーフティーが6978億円、ADAS (カメラやレーダー、超音波センサー)5713億円、ボディー（エアコンやワイパー、ヘッドライト制御など)3801億円、HV/EV(モーターポジションセンサーや電流センサー)213意円となる。