地域から日本を変える「日本の環境首都コンテスト」

摘要

環境市民が生まれたのは1992年7月，リオデジャネイロで国連の「環境と開発に関する会議」（通称：地球サミット）が開催された翌月であった。よく知られているように「持続可能な発展」「持続可能な社会」が人類社会の非常に重要なテーマとして，世界的に認識が広まったのは，この会議が契機である。　環境市民は，その設立当初からそのめざす社会像（ビジョン）として「持続可能で豊かな社会・生活」を掲げた。ただ，持続可能で豊かな社会・生活といっても，具体的には分かりにくいので，次のようなイメージを描いた。