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摘要

聞き手：早速ですが、ご紹介者の千葉県香取郡東庄町の町長の岩田利雄様とは、どのようなご縁があつたのか、また、どのような交流があるのかお聞かせ下さい。市長：千葉県香取郡東庄町というのは、利根川を境に茨城県と接している町で、犬吠埼ゃ利根川河口のすぐ近くに位置する町です。郡上市のような中山間地域とは違い、どちらかというと水郷地帯と呼ばれるところです。岩田町長様から次のリレーィンタビューの紹介ということで私どもの巿にお話がありました。ご縁は歴史的な繋がりです。鎌倉時代の1219年（建保7年）に三代将軍の源実朝が暗殺され、北条氏が実権を握っていましたが、1221年（承久3年）の承久の乱では鎌倉幕府側の圧勝となりました。もともと千葉県に千葉氏という豪族がおり、石橋山の合戦で敗れた源頼朝を助けたのが、千葉常胤で、この方の第六男胤頼が東庄町の領地を治めておりました。本来の苗字は千葉氏だったのですが、東庄町一带を領していたということで「東」と名乗ったようです。