変電所における電磁界の特性検討と計算手法の構篵

摘要

電力設備が発生する低周波電磁界に対する社会的関心が高まっており、国内におしさても電力設備を対象rnに電磁界規制の実施が予定されている。しかしながら、これまで鉄道用変電所の電磁界については殆ど検rn討が行われて来なかった。そこで今回、変電所の発生する電磁界について特性検討を行い、磁界計算手法rnを構築（ソフトウェアを開発）した。また、実際の直流き電用変電所において計算結果と実測結果の比較rn検討を行った結果、両者の誤差が概ね20％以下であり、計算手法の妥当性が確認された。本手法により、rn変電所の設計段階において磁界発生量の定量的把握ならびに低減対策の検討が可能となる。