JR-NETにおけるアクセスポイント機器室の維持管理

摘要

当社のネットワーク部門では、JRの「みどりの窓口」のシステムであるマルスと全国の駅や旅行代理店の「みどりの窓口」等に設置された約6，500台の各種端末装置とを接続する情報通倍ネットワーク「JR－NET」の設計・構築・運用を行っている。　マルスという社会的に重要なシステムに適用されるネットワークには高い信頼性が求められるため、機器、回線、運用、保守、アクセスポイント機器室、付帯設備等について様々な対策を施し、高度安定稼働を実現している。　本稿では、JR－NETの概要とアクセスポイント機器室の維持管理の現状について紹介する。