無胴綱警報器の開発

摘要

JR東日本で発生する事故·事象の中で、昨今においては高所からの墜落事故の発生件数が増加の傾向にある。墜落事故の原因としては、「移動のために安全帯を外し、一時的に無胴網状態となった」「事故発生時は安全帯の使用を怠っている」といったことが挙げられる。安全帯を使用しているか否かを確認するには、作業員個々の注意力に依存せざるを得ない為、現場監督者や周囲の作業者が管理を行うことが困難である。そこで、作業者が無胴網状態であることが確認でき、周囲の作業者に周知することが可能となる無胴綱警報器の開発を行った。