電子閉そく車載器検査時の省力化

摘要

電子閉そく区間で使用している車載器の検査では、整流器2台にて、車載器用の7.5Vと地上装置用の24Vを使用していたが、整流器1台は22.5kgと重く、運搬、設置を行うのが大変な労力となっていた。また、車載器に電源を供給するのにクリップ線を使用していたため、ショート及び誤接続の恐れもあった。そこで、小型の定電圧整流器とDCDCコンバーターを使用し、小型の箱に収め、サイズや重量を大幅に軽減し運搬、設置の省力化を図るとともに、車載器への電源供給方法も見直し、専用のクレードルを作成することにより、リスクの低減を図つた。