スィッチアジヤスタ回り止めカバーと床板の接触による軌道回路落下

摘要

12時53分、信号指令より「〇〇線△△構内303T不正落下している」と受報（図—1)。SMET軌道回路モニタを確認したところ、受信レベル【-15dBv】で不完全短絡状態であると判明。機器室〜信号器具箱〜現場間のケーブルにおいて、器具箱で現場側のケーブルを切り離すと送信レベルが【46dBm】、ケーブルを繫ぐと【26dBm】に低下することを確認。13時44分、信号指令から「軌道回路が回復した」と受報。その後、調査間合いにて現地確認したところ、温度上昇によりトングレールがふく進し、スイッチアジヤス夕回り止めカバーと床板が接触していることを確認。カバーの一部を切断し、復旧した（図—2、3)。