電子機器用コネクタ事業中期戦略 非携带機器分野も積極開拓 POS端末や車載関連など4市場 3年後7割(売上比率)へ

摘要

ヨコオは、電子機器用コネクタ事業の中期戦略として、主力アプリケーション分野である携帯端末(携帯電話/スマートフォン)以外の市場の積極的な開拓を推進する。①POS端末②光学機器③車載関連④エコ·エネルギー関連の4市場を優先市場に揭げ、非携帯関連分野向けの売上高比率を、現状の約5割から3年後には7割程度まで高める方針。同社は、微細精密加工技術を駆使した独自の構造を持つスプリングコネクタ(SPC)などを強みに、これまで国内外の携帯電話市場を主体に電子機器用コネクタ事業拡大を図ってきたが、同社が経営方針に掲げる「重層化経営」の一環として、今後は市場や顧客の重層化を推進する。