電子部品メーカートップインタビユー '14年の展望と経営戦略 パワーデバイスを強化 車載·產機向け売上比率 16年度までに40%へ

摘要

足元の受注はいかがですか。澤村諭社長受注がピークだった9月に比べると少しずつ落ちてきているが、思ったほど落ちていない。自動車向けが結構引っ張っている。中国勢のスマホも元気だ。スマホは主体が高級機から中低級機に移り、2強プラス中国勢というかたちになるように思う。変化が激しいですね。澤村社長当社も日系の依存度が高く、日系の落ち込みで当社も同様に業績が落ちた。しかし、かなり先が見えてきた。14年は変革を加速する年にしたい。具体的には。澤村社長 LSIとディスクリートを当社の両輪と位置付け、LSIは電源、ドライバー、センサー、汎用ICのアナログパワーに集中する。ラピスセミコンダクタのローパワー、特定小電力、メモリーとの融合も図る。ディスクリートは小信号トランジスタなどで最新鋭設備を入れ、競争力をつけてもう一度打って出る。①パウーデバイスの強化②車載、産機強化③利益体質の強化、が14年の経営方針だ。