主要電機7社4-9月連結 円高で営業利益を圧迫 再度為替レート見直し計画達成ヘ全力

摘要

主要電機各社の17年3月期第2四半期(16年4-9月)連結決算は、円高による為替影響を受けたところが目立った。今年から急速に進んだ円高により前提為替レートを見直しながら対応してきたが、今決算で再度レートの見直しをした企業が多く、4社が通期業績見通しを修正した。一方で経営再建中のシャープは構造改革により営業黒字を回復するなど成果を挙げた。各社とも通期に向けては、原価低減などへの取り組みを強化しながら計画達成を目指す構えだ。