製造装置各社 中期経営計画達成へ全力 IoT/M2M技術を駆使 統合生産システムなど提案

摘要

マウンタなど製造装置各社は中期経営計画に取り組んでいる。IOT/M2M技術を駆使した統合生産システムの普及、最先端技術の開発、ソリューションビジネスの拡大などにより中期計画達成に全力を挙げている。富士機械製造は中期の目標として、17年度に「売上高1千億円企業」を目指している。主力のマウンタ事業は、多品種少量生産に対応した機種の充実やIoT/M2M技術を駆使して表面実装工程を効率化する統合生産システム「Nexim(ネクシム)」の普及に全力を挙げている。電子部品実装向けの自動保管倉庫を提供しているドイツのタワーファクトリー社をはじめ、国内外の基板検査装置メーカーとの協業を広げている。