米クアルコム、5•四半期ぶり増益

摘要

米クアルコムが20日発表した1-3月(第2四半期)決算は、ハイエンドスマホ需要の減速で主力のモバイル用半導体出荷が落ち込み、売上高は前年同期比19%減の56億ドルと4·四半期連続減収となった。一方、純利益は英国での無線周波数帯売却に伴う利益計上などで同11%増の12億ドルと、5·四半期ぶりの増益。前年同期は中国での独禁法違反に関連して9億7500万ドルの制裁金を支払っており、これら特別要因を除いた場合の調整後純利益は前年同期比34%減となる。