東レが液晶ポリエステル繊維高強度で高弾性率産業資材向けに

摘要

東レは液晶ポリエステル(LCP)繊維「シべラス」を開発した。今後、今年度中に量産体制を整え、18年度から販売を開始する。 18年度に5億円、21年度には10億円の売上高を目指す。 今回開発した原糸は、同社が展開するLCP樹脂シべラスのポリマー技術と製糸技術の融合により実現したもの。高強度、高弾性率、高寸法安定性を持つ繊維。この特徵を生かし、船舶·海洋ロープ、漁網といった水産資材用途をはじめ、産業資材分野全般に向けて販売する。