事務機大手の4-6月連結業績着実に回復基調事業構造改革実り売上げ横ばいながら増益

摘要

事務機メーカー大手各社の19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、大半が事業構造改革効果も手伝い、前年同期に対して売上高は横ばいながら増益で推移した。富士フイルムホールディングス(HD)、リコーは売上高はほぼ前年並みだが、増益を確保。コニカミノルタは、主力のオフィス事業が全地域での増収に加え、基盤事業の収益力強化が実り、大幅増益。各社ばらつきはあるものの、業績は確実に回復基調にある。