高品質IJで高品質DM

摘要

ビジネスフォームを中心に展開してきた福島印刷(株)(下畠学社長，従業員380人)は，(株)SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(青木克彦社長)製の新型インクジェット(IJ)印刷機「Truepress Jet520 HD」を金沢市の本社工場に設備，2014年後半からテストを始め，2015年1月から実運用となった。ダイレクトメール(DM)に力を入れている福島印刷は，これまでもモノクロ，カラーの連帳式(巻取紙タイプ)IJ機を駆使してきた。たとえば2008年には両面パリアブル印刷が可能な「Truepress Jet520」を導入し，消費者の嗜好に合わせたワンtoワン文書の自動生成と，バリアブル印刷を組み合わせたソリューションである独自の「パックサービス」を提供してきた。生産量が向上し，IJ機器増設の検討段階になっていたところ，SCREENの新型機の話があり，設置に至った。