オーセンティック×予測できない何か

摘要

「イ?サローニ?ミラノ」、通称ミラノサローネは、毎年4月に行われる家具のトレードショウである。今年は4月14日から19日に開催された。この展rn示会は、1961年にイタリアの家具業界活性のために開催され、来年で50周年を向かえる。展示会場は東京ビッグサイトのおよそ4倍の面積で、rn来場者は広報、ジャーナリストを入れて、およそ33万人に上る。世界的な不況下、加えて今年はアイスランドの火山が噴火し、ミラノに行きたくrnても行けずにいた人々がいたにもかかわらず、開催以来最高の来場者数を記録した。このように毎年来場者数を増やしている理由は、インテルニrn（イタリアのインテリアデザインの雑誌）が舵取りをするミラノ市街のイベントとの相乗効果があるからだろう。この時期ミラノを訪れるデザインrn関係者は、滞在期間中、展示会場とミラノ市街を視察するために忙しい時間を送る。ここでは、イ?サローネ?ミラノの展示会場を中心に、今後日本rn市場に影響を及ぼすデザイン要素について報告する。