今年も新たな時代を切り開いた食品包装高齢者対応、SAVE FOOD、デザイン力がキーワード

摘要

凸版印刷は、使用後の解体が容易な口栓付き紙パック容器「EP-PAK(ィ一ピーパック）オルカット」で、簡単に分離できるロ栓の新製品「トルキヤップ」を開発した。飲料向けや酒類業界向けに、2017年3月から販売を開始する。オルカットは、凸版印刷が開発したロ栓付き紙パック「EP-PACK」頭部下のミシン目に沿って、前後に折り曲げて手で引き裂くだけで簡単に分別できる環境配慮型パッケージ。新製品のトルキャップは、土台となる部材に独自の特殊加工を施したロ栓で、オルキャップの機能で分離した頭部を左右の中心で2つに折り曲げるだけで、口栓を固定している土台部分が破断し、頭部をねじ切ることで簡単に取り外すことができる。これにより、従来廃棄時の分別が難しかつた口栓付きの頭部も、紙とプラスチックへの簡単分別を実現し、さらに環境適性の高いパッケージの提供が可能になった。（1月号）