I.NewtonがOpticksを出版した1704年から,Thomas Young(1773〜1829)が王立協会で「On the Theory of Light and Colour」を発表した1801年までのおよそ100年間の色彩科学発展の主役は主にアマチュアでした。Newtonの光と色の理論が学術の世界で正当化•権威化されていく中で,彼らは実務的•経験的に得られた,赤•黄•青の3種の顔料や染料を適当に混合すれば実用上すベての色が得られるという経験則と,それを理論的に支える光の3原色説を柱に画家や印刷業者に向けた,言わば混色の指針としての色彩論を展開したのです。
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