人を呼ぶ空間で道の維持費を稼ぐ

摘要

リノベーションを活用し街全体を活性化するには、個々の建物による「点」の展開だけではなく、エリアを見据えた「面」の展開も必要だ。公共空間を民間が活用し、自ら維持費を稼ぎ出す仕組みづくりも重要になる。(本誌)今回は少しテーマを広げ、街のインフラを含めたリノベーションについてビジネスモデルを見てみよう。具体的には、北九州市小倉北区にオープンしたイタリア料理店を取り巻くビジネスモデルだ。実はこの店舗、商店街を元気にするエンジンとしての役割を担っている。