獨協医科大学附属看護専門学校三郷校

摘要

獨協医科大学は3つの病院をもつ創立42年の日本でも有数の医科大学である。全国的な看護師不足が広がる中、本学においても看護師確保が困難な状況であり、深刻な問題となっていた。このような状況下で附属看護専門学校三郷校(以降、三郷校)は、医大3病院と地域の看護師不足解消への大きな貢献を期待され計画された。建設地は、医大3病院の1つである越谷病院に近い三郷市の、高齢化が進む団地の一角にあった小学校跡地であり、地域との連携も期待される中で計画された。三郷校は当初は看護師国家試験の受験資格が得られる3年制の専門学校として1学年定員40名でスタートし、段階的に各学年80名、定員240名に増員する予定である。