グローバルビジネス時代の国際標準化戦略: ISO/TC123幹事国取得にt成功，日本機械学会ISO/TC123平軸受国内委員会の活動

摘要

1995年のWTO（世界貿易機関）/TBT協定（貿易の技術的障害にrn関する協定）の締結により，国際規格の重要性が一段と増加した．rnTBT協定では，国際貿易において工業製品などの規格などが，無用rnな貿易障害を起こさないようにすることを基本理念とし，WTO加盟rn国に強制規格（法令）や任意規格（標準）などを，国際規格やガイドrnを基礎として制定することなどを義務づけている．本来．強制力を持rnたない任意規格である国際規格が，政府間協定のWTO/TBT協定に取rnり込まれることにより，強制力を有するようになった意義は大きい．rn欧米先進国では，自国の産業競争力強化の観点から，自国の技術的優rn位性をいち早く国際規格に反映させる動きを強めている．