のり面の小崩壊抑制と修景緑化に貢献！簡易吹付のり枠ェ「ソイルクリート工法」

摘要

この度、新技術の一層の活用促進を目的に平成29年度推奨技術等が選定され、準推奨技術(新技術活用システム検討会議）を獲得した「ソイルクリート工法」【登録No.CB-980023-VE】は、独自の簡易な組立枠を使用するのり面保護工で、小規模の表層崩壊防止機能を保持するとともに、枠内植生工によって育成基盤の安定も可能にする優れた技術だ。既に昭和52年頃には実用化されており、道路•砂防•林道•治山•ダム建設地といった様々な現場で貢献してきた。従来工法と比較しても施工性•経済性•安全性において大幅な改善を実現し、長年に亘つて施工実績を重ねてきた信頼度の高い工法である。平成9年に、本工法普及のために簡易吹付法枠協会が設立されて以降、全国各地で導入が加速している。ソイルクリート工法の詳細について、簡易吹付法枠協会事務局長•田畑一郎氏にお話を伺った。